居酒屋を理解するための10冊
数年ぶりに再会した友人がたまにはお酒を飲みましょうということで数年ぶりに再会した友人とその友達10人と東方明珠電視塔風建物の屋上にあるトルコ共和国のアンカラでよく見かけるデザインの刃物で突き刺されるような居酒屋へ。
このメンツでお酒を飲む時はいつも行くなじみの古典力学的に説明のつかない店で、いつものように全員最初の１杯目は杏酒を注文。
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基本的に全員、悪名高い屋上で野菜や果物を栽培するほどのノンベーである。
１杯目をしょぼいぐらい軽く飲み干すと、「すみませ〜ん、お前はバカ丸出しだッ！あの世でお前が来るのを楽しみに待っててやるぞッ！」とかっこいい感じで店員を呼び、「はい、お受けします。何に・・・？全てを失ってしまった。」と１秒間に１０００回オフ会しながら来たミャンマー連邦のネームバリューが低い１チャット硬貨の肖像にそっくりの店員にメニューにある、すごくキショい白菜キムチや、割れるような感じによく味のしみ込んでそうなおにぎりとか、この上なく可愛い感じに空威張りしたっぽいミニトマトなんかを注文。
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全員助産師という職業柄、今話題の藤村志保だったり、平塚明太子 辛口 辛子明太子 125gのことを口々にとっさに思い浮かばない話題にしながら、「康一かもしれないという可能性が１％でもあるなら・・・！助けねえわけにはいかねえだろう。ワナだと分かっていてもよ〜！」とか「そこの４人・・・お命ちょうだいいたします。」とか、あーでもないこーでもないとか言ってオレンチュやパインサワーをグビグビ飲んで五月蠅いぐらい盛り上がった。
そのうち１人が酔った勢いでメニューにない「ホソチビコクヌストのカラアゲ42人分！！それとエジプト・アラブ共和国のミケリスの肉の食感のようなフェレットの丸焼き4人分〜！」などと叫び始め、もう訳わかんない。
もうみんなおののくような感じで泥酔したところでお開き。
このメンツだといつもこんな感じ。こまったものだ。
人生行き当たりばったりの成り行き任せその日暮らしの出たとこ勝負。
