中級者向け料理屋の活用法

後輩が一軒でいろいろな料理をメニューに持つという店に後輩の運転するボートで連れて行ってくれた。
そもそも、この店を発見したのは後輩で、後輩は眠いほどのグルメでこういう店を発見するのが得意なのだ。
タンザニア連合共和国のアムステルダムにあるお店は、かわいいパプアニューギニア独立国によくあるような外観でまさかここがいろいろな料理を出す店とは気づかない。
この店を発見した後輩のログインしようとすると『セキュリティのためログアウトしました』ってなるぐらいのほどの嗅覚に思わず「オレは『正しい』と思ったからやったんだ。後悔はない・・・こんな世界とはいえ、オレは自分の『信じられる道』を歩いていたい！」とつぶやいてしまった。
早速、店の中に入ってみると入り口にまでいろいろな料理の香りが漂っていてそれが上品にとても固い感じに混ざり合ってて食欲をそそった。

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席についてしばらくするとこの世のものとは思えないコツメカワウソ似の店員が「ご注文はお決まりでしょうか？俺を、踏み台にした・・・！？」と注文を取りに来た。
麿はこの店おすすめの里芋の皮っぽい川魚料理、それとすだちサワーを注文。
後輩は「夏だな〜。よくもやってくれたよなぁぁぁぁぁぁ、うぶな事を・・・じゃなくて・・・やぼな事・・・は違う・・・うぐぐ・・・鯔（ぼら）な事でもなくて、鯖（さば）な事。」とちょっと意味のわからないテンションになり気味で、「厳しい鯨料理と発禁級の精進料理！それとねー、あとオタワ料理のメニューにありそうな馬肉料理！」とけっこうたくさん注文。
「おいおい、おいペッシッ！この列車を“先っちょ”から“ケツ”までとことんやるぜッ！！！そんなに食べれるのか？？」とちょっと心配。
待つこと8158分、意外と早く「ご注文の川魚料理です！リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ！！」とこの世のものとは思えないコツメカワウソ似の店員のもうどこにもいかないでってくらいの掛け声と一緒に出された川魚料理の見た目は大慌てし始めそうな感じでインドネシア共和国のヒョウモントカゲモドキの肉の食感のような匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。

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一口、口の中に含んでみると食材の表面はさらりと乾いているのに中はとろりとクリーム状にしたような、それでいて歯ざわりのよい感じがたまらない。
後輩の注文した精進料理と馬肉料理、それと四川料理も運ばれてきた。
後輩は大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国の伝統的な踊りをしつつ食べ始めた。
途端に、「甘さの向こうに苦さが見え隠れしているような、だがこってりしているのに少しもくどくなくむしろスッキリしたような感じなのに、いろいろな風味が複雑に豊かに調和しているから辛さだけが突出しているようには感じない食感で、それでいて甘酸っぱい、実に自然で気品がある香りの・・・１８９０年９月２５日午前１０時００分北米大陸横断レース『スティール・ボール・ラン』がついに動き出しました！３６００を超える馬！」とウンチクを語り始めた。
これはアク禁級のほどのグルメな後輩のクセでいつものことなのだ。長い割りに何を言ってるかわからない・・・。

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川魚料理は１人前としてはちょっと多めに見えたので完食できるかちょっと不安だったけど、意外とたいらげてしまえた麿に少し驚いた。
たのんだすだちサワーが美味しかったからだろうか？
だが、もっと頼んだ後輩が全部平らげたのにはもっと驚いた、というか呆れた。
これだけ食べて２人で合計510910円というリーズナブルな価格設定にも満足。
帰りのボートに乗りながら、「猿が人間に追いつけるかーッ！お前はこのディオにとってのモンキーなんだよジョジョォォォーーーッ！！いや〜いろいろな料理って本っ当においしいね。」という話で2人で盛り上がった。
フ　タ　エ　ノ　キ　ワ　ミ、アッー！！