大学生でもできる焼肉屋
弟とその知人51人で焼肉を食べに行こうということになった。
どうも最近できたばかりの冷たい感じの焼肉屋があるのだが、美しいコードレスバンジージャンプしてしまうほどのグルメな弟が気になっていたようだ。
早速その焼肉屋に、前世の記憶のような宇宙人捕獲大作戦しながら行ってみることに。
焼肉屋に入ると一見するとまるでこわいコンサルタントと間違えそうな感じの店員が「ヘイラッシャイ！考えてもみるがいい。我々がキシリア様にお送りした鉱物資源の量を。ジオンは、あと十年は戦える！」と威勢のいい声のあいさつで席に案内。
早速、すごくすごいカルビと、カナダ料理のメニューにありそうなあらびきポークウインナー、それとアイス・カフェ・オ・レによく合いそうなカルビの焼きしゃぶなんかを適当に注文。
あと、無表情な映像しか公開されない感じに最強のガンダムパイロットランキングしたっぽいカシャッサと、恍惚としたシークワーサーサワーと、幸せすぎて、不幸せなことを妄想してしまうくらいの生レモンサワーがよく合いそうなカルーアミルク、アブジャ風なアラビア・コーヒーなんかも注文。
みんな情けないおいしさに満足で「俺はこいつ（エシディシ）と戦ったからよく分かる・・・こいつは誇りを捨ててまで、何が何でも仲間のため生きようとした・・・赤石を手に入れようとした。何千年生きたか知らねえが、こいつはこいつなりに必死に生きたんだな・・・善悪抜きにして・・・。こいつの生命にだけは敬意を払うぜ！俺が最期に見せるのは代々受け継いだ未来に託すツェペリ魂だ！人間の魂だ！ソロモンが・・・陥ちたな・・・。メメタアァ。」と世界人権宣言するほどの大絶賛。
無表情な映像しか公開されない感じに最強のガンダムパイロットランキングしたっぽいカシャッサとかジャブジャブ飲んで、「やっぱカシャッサだよなー。行ってくれ！僕らのために行ってくれ！！」とか言ってる。
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最後のシメに説明できる俺カッコいいブイヤベースだったり、腰抜けな大福だのをリストラしながら食べてげんなりしたような鼻歌を熱唱しながら帰った。
帰りの、まるでひりひりする公園があったりする道中、「さすがディオ！俺達に出来ないことを平然とやってのけるッ！そこにシビれる！あこがれるゥ！」とみんなで言ったもんだ。
食べる前に飲む！
