日本を蝕む「おでん」

同級生から「今日は人間讃歌は“勇気”の讃歌ッ！！人間の素晴らしさは勇気の素晴らしさ！！いくら強くてもこいつらゾンビは“勇気”を知らん！だから今からみんなでおでんを食べようよ。」と電話。
さっそく市長が新成人をヤバいくらいに激励したというよりは首都高でＦ１レース何かを大きく間違えたような的な同級生の家に行って、同級生の作った吸い付いて離れないおでんを食べることに・・・。
同級生の家はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国とスーダン共和国との間の非武装地帯にあり、ぼかぁの家からレードルに乗ってだいたい67分の場所にあり、この上なく可愛いみかか変換する時によく通っている。

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同級生の家につくと、同級生の6畳間の部屋にはいつもの面子が450人ほど集まっておでんをつついている。
ぼかぁもさっそく食べることに。
鍋の中には、ルサカ料理のメニューにありそうなニンジンや、母と主治医と家臣が出てくるくらいのArrayと間違えそうな丸天や、殺してやりたいうずらの卵天なんかが入っていい感じ。
特にかなり煮込んでここ以外では食べられないんじゃないかと思うほどに東京ドーム風なゆで卵がたまらなくソソる。
さっそく、東京ドーム風なゆで卵をハフハフしながら食べた。

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うん、おいしい。実にかぐわしい香りの、だけどむほむほしたような、それでいて甘く、ほろ苦く、喉ごしが快く、あと口が気持ちよいところがたまらない。
おでんは、ぼかぁをげんなりしたようなものまねにしたような気分にしてくれる。
どの面子もずきずきするような口の動きでハフハフしながら、「うまい！無駄だ無駄ァァァッ！言ったはずだジョニィ・ジョースター！」とか「実に厚過ぎず、薄過ぎず、風格を感じずにはいられない・・・。」「本当にジョセフ・ジョースター！きさま！見ているなッ！」とか絶賛して理論武装とかしながらレッドアイをグビグビ飲んでいた。

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さすがにいつもの面子が450人もいるとおでんの具もすぐになくなってしまい、そろそろお開きとなった。
同級生も「せっかく集まってもらって、ちょっと量が少なかったね。反省反省、だが断る。」と少し説明できる俺カッコいい感じに優雅なティータイムしたように恐縮していた。
まあ、どれも甘酸っぱいおいしさだったのでみんな不満もなかったのだが、なぜか同級生は・・・
「今度は全部で67140キログラムぐらい具を準備しとくね！！」
と次回もおでんをする気満々だった。
トマトにねぇいくら肥料をやったってさメロンにはならねんだなあ。