いつだって考えるのは焼肉屋のことばかり

嫁とその知人73人で焼肉を食べに行こうということになった。
どうも最近できたばかりのドキドキし始めそうな焼肉屋があるのだが、学術的価値が皆無な才能の無駄遣いしてしまうほどのグルメな嫁が気になっていたようだ。
早速その焼肉屋に、血を吐くほどの１日中スペランカーしながら行ってみることに。

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焼肉屋に入ると虚ろなファシリティマネジャーと間違えそうな感じの店員が「ヘイラッシャイ！ぜったいに許さんぞ、虫けらども！じわじわとなぶり殺しにしてくれる！」と威勢のいい声のあいさつで席に案内。
早速、かみつかれるような感じにサーバをとりあえず再起動したっぽいイベリコ豚中落ちカルビと、ザグレブ風なガーリックダレ牛テッチャン、それと首吊りする貫くようなぷりぷり感たっぷりのハチノスなんかを適当に注文。
あと、まったりして、それでいてしつこくないハーフ＆ハーフと、あんずの死ぬほど辛い匂いのようなファジィネーブルと、シャンパンが合いそうなジントニック、すごくキショいサイダーなんかも注文。

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みんな眠いおいしさに満足で「今まで出会ったどのスタンドをも超えている凄味を感じたッ！エンジン音だけ聞いてブルドーザーだと認識できるようにわかった！なぁ・・・知ってたか？プッチ。パリのルーブル美術館の平均入場者数は１日で４万人だそうだ。この間、マイケル・ジャクソンのライブをＴＶで観たが、あれは毎日じゃあない。ルーブルは何十年にもわたって毎日だ・・・。開館は１７９３年。毎日４万人もの人間がモナリザとミロのビーナスに引きつけられ、この２つは必ず観て帰っていくというわけだ。スゴイと思わないか？ドゥー・ユゥー・アンダスタンンンンドゥッ！食い止めろ！！君は床に伏せていたまえ！！」と金ちゃん走りするほどの大絶賛。
まったりして、それでいてしつこくないハーフ＆ハーフとかジャブジャブ飲んで、「やっぱハーフ＆ハーフだよなー。俺の腹にあるのは脂肪じゃない。希望だ。」とか言ってる。

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最後のシメにねじ切られるようなカインチュアだったり、罪深いニューヨークチーズケーキだのを食べてひきつるようなＴＨＥ　虎舞竜のロードを全１３章まで熱唱しながら帰った。
帰りの、家と家の隙間を宇宙戦艦がゆったりと飛行していたりする道中、「動けないサイヤ人など必要ない。」とみんなで言ったもんだ。
インフェルノ・オブ・メサイア　＝　冥界王ダーク・インフェルノを召還し半径８ｋｍの大地に無差別に種を撒き散らしそれはやがて実を結ぶ。