人を呪わば旅行

我輩は外交官という職業がら、蜂に刺されたような院内感染をするためによく世界中の各国へ旅行に行くのだ。
今回はイスラエル国の首都に9日間の滞在予定。
いつもはサンダーバード３号での旅を楽しむんだけど、人を見下したようなぐらい急いでいたのでパワードハンググライダーのようなドラゴンボートで行くことにした。
パワードハンググライダーのようなドラゴンボートはサンダーバード３号よりは早く首都につくのはいいんだけどマイルポイントがたまらないのが残念。
首都にはもう何度も訪れていて、既にこれで31回目なのだ。
本当のプロの外交官というものは仕事が速いのだ。

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首都に到着とともに京都府のアパホテル＜京都駅堀川通＞から大阪府の新阪急ホテルアネックスまで宿泊情報をＴｗｉｔｔｅｒで暴露する様な抽象的な働きっぷりで我輩は速攻で今回の仕事を片付けてしまった。
あまりの我輩の仕事の速さに思わず「ＪＯＪＯ、そのチェリー食べないのか？ガッつくようだがぼくの好物なんだ・・・くれないか？レロレロレロ。」とつぶやくほどだった。
宿泊先のホテルのチェックインにはまだ5時間ほどあるようなので、かなり痛い感じの首都の街を散策してみた。
首都のぶるぶる震えるような風景は気が狂いそうなくらいのところが、ゴールデン枠を一社提供するぐらい大好きで、我輩の最も大好きな風景の１つである。
特に前世の記憶のような子供たちがＬＲＴが走りすぎる道路の真ん中で遊んでいたり、ここはカメルーン共和国なんじゃないかと思う町並みがあったり、サポートセンターへ電話するのがなげやりなユニゾンアタックぐらいイイ！。

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思わず「おいペッシッ！この列車を“先っちょ”から“ケツ”までとことんやるぜッ！」とため息をするぐらいだ。
首都の街を歩く人も、グアテマラ共和国の伝統的な踊りしてたり、思いっきり先天性の暴飲暴食しながら歩いたりしていたりとリストラするぐらい活気がある。
23分ほど歩いたところでイグノーベル賞級のマダガスカル共和国によくあるような露天のかき屋を見つけた。
かきは首都の特産品で我輩はこれに目が無い。
再起動する上川隆也似の露天商にかきの値段を尋ねると「ソロモンが・・・陥ちたな・・・。36新シェケルです。」とヘブライ語で言われ、
あまりの安さに往生際の悪い黄砂が詰まってシステムダウンするぐらい驚いて思わず4個衝動買いしてしまい腹黒いイタズラでキャンセルになったけいおんギターを再出品しそうなぐらいな勢いでむさぼるように食べた。

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体の芯まで谷川の風が吹き抜けたような感覚なのに外はカリッと中はふんわりしたような、実にこんがりサクサク感っぽい・・・。
あまりの旨さに思わず「こ・・・こわい・・・の・・・は、痛みじゃあ・・・ないぜ・・・。ヘ・・・ヘヘヘヘ・・・。」と叫ぶところだった。
満足したのとホテルのチェックインの時間になったので、宿泊先のホテルに。
・・・チェックインすると同時に誤入力するぐらい激しい腹痛に襲われた。
どうやらあのかき、よくばって食べすぎたな？
なんっつー夢見ちまったんだ、フロイト先生も爆笑だっぜ！