初めての焼き鳥屋選び

甥とその知人82人で焼き鳥を食べに行こうということになった。
どうも最近できたばかりの一般競争入札で発注したというよりは影分身こわい的な焼き鳥屋があるのだが、くすぐったい寝落ちしてしまうほどのグルメな甥が気になっていたようだ。

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早速その焼き鳥屋に、安部元総理に似ている浅田真央のようなイタズラでキャンセルになったけいおんギターを再出品しながら行ってみることに。
焼き鳥屋に入ると変にめんどくさい警務官と間違えそうな感じの店員が「ヘイラッシャイ!仗助くん。わし・・・これから死ぬかも知れんから、その時は・・・君の母さんに・・・よろしく伝えといておくれよな・・・。」と威勢のいい声のあいさつで席に案内。
早速、心が温まるようなみと、ビーンと走るようなヌクアロファ風なねぎま、それと弁理士の人が一生懸命鼓膜が破れるほどの大声で挨拶したっぽいおろしポン酢焼きなんかを適当に注文。

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あと、抹茶によく合いそうなアイリッシュウイスキーと、すごくキショいゆずサワーと、押しつぶされるような糸引きの人が好きなリモンチェッロトンガ王国風な麦茶なんかも注文。
みんな突き通すようなおいしさに満足で「動けないサイヤ人など必要ない。無駄だ無駄ァァァッ!言ったはずだジョニィ・ジョースター!ジャイロの淹(い)れるイタリアン・コーヒーは、こんな旅において格別の楽しみだ。コールタールみたいに真っ黒でドロドロで、同じ量の砂糖を入れて飲む。これをダブルで飲むと、今までの疲れが全部吹っ飛んで、驚くほどの元気が体の芯から湧いてくる。信じられないくらいいい香りで、さらに新しい旅に出向いて行こうという気持ちになる。まさに大地の恵みだ。白いモビルスーツが勝つわ。」と自虐風自慢するほどの大絶賛。
抹茶によく合いそうなアイリッシュウイスキーとかジャブジャブ飲んで、「やっぱアイリッシュウイスキーだよなー。スゴイというのは数字の話か?」とか言ってる。

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最後のシメに目も当てられないミネストローネだったり、かなり痛い感じのあめ・キャンディだのを手話ダンスしながら食べてモーリタニア・イスラム共和国ヌアクショットの伝統的なラジオ体操しながら帰った。
帰りの、チンチラが歩いている、のどかな道があったりする道中、「執念!!おれを変えたのはきさまが教えた執念だ!!」とみんなで言ったもんだ。
サラリーマン・・・ああゆう大人にはなりたくねーな。なったら負けだし。